契約更新通知・契約交渉シミュレーション・法改正対応におけるAI活用を検討|法務AI研究所 活動報告
法務AI研究所では、参加メンバーが日々の業務の中で感じた課題をもとに、生成AIを活用した改善アイデアの検証を進めています。
今回の研究会では、各メンバーが個別に取り組んでいるテーマの進捗共有を実施しました。
契約更新通知の自動化、契約交渉シミュレーション、法改正情報の収集・整理など、それぞれ異なるテーマについて検証結果が共有され、実務への応用可能性について意見が交わされました。
1つ目のテーマは、契約更新通知の自動化です。
今回紹介されたのは、契約台帳の情報をもとに更新時期が近づいた契約を検知し、通知メールの作成を支援する仕組みです。Google Workspaceを活用し、契約終了日の一定期間前に通知を行うフローの検証が進められています。

研究会では、メール送信の運用方法や担当者ごとのカスタマイズなど、実運用を見据えた論点について意見交換を行いました。
2つ目のテーマは、契約交渉シミュレーションにおけるAI活用です。
発表では、契約書の修正案を読み込み、相手方の立場や属性を設定したうえで、どのような回答や反論が返ってくるかをシミュレーションするGemが紹介されました。
ディスカッションでは、交渉相手ごとの特徴をどこまで再現できるかや、教育用途としての活用可能性について議論しました。
3つ目のテーマは、法改正情報の収集・整理におけるAI活用です。
発表では、法令データベースから取得した情報をもとに、施行予定の法改正を整理し、対応が必要な法令を効率的に把握する方法が紹介されました。

法改正対応では、公布段階から情報を把握し準備を進める必要がありますが、対象となる法令の調査や影響範囲の整理には多くの工数がかかります。
法令データベースや生成AIを活用し、法改正情報の収集・整理を効率化できないかを検討しました。
法務AI研究所では、各研究テーマについて、今後も検証を重ねながら、セミナーやレポートなどを通じて発信していく予定です。
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